2010年4月アーカイブ

越後の天然水

越後の天然水
  採水地: 新潟県南魚沼市長崎
  製造者: (株)加ト吉
 
谷川岳、八海山、龍ヶ窪、名だたる名水の多い地域で汲み上げた天然水を詰めた一品。硬度は24mg/Lと低く、かなりの軟水。
 
天台寺の里 岩誦坊の水

天台寺の里 岩誦坊の水
  採水地: 岩誦坊(岩手県二戸市浄法寺町野黒沢)
  製造者: 二戸市ふるさと振興(株)
 
東北最古の名刹天台寺の里、稲庭岳の原生林から沸き出す岩誦坊の天然水をそのままボトルに詰めたという一品。まろやかで、お茶・コーヒー・紅茶などによく合う水とのこと。
 
 
 
岩誦坊

こちらがその岩誦坊。清浄な水で、飲用に適していることは保健所のお墨付きなのだとか。遠路はるばるここまで水を汲みに来る人も多いのだそうだ。
 
 
 
天台寺

ボトルのラベルにデザインされている天台寺のお地蔵様。特徴のある可愛らしい顔立ち。
 
 
 
関連リンク
  ●岩手県二戸市
 
名水

名水
  採水地: 名古屋市水道水(愛知県名古屋市)
  製造者: 名古屋市上下水道局
 
名古屋市の水道水を詰め、災害用備蓄飲料水とした一品。その名も「名水」。水道局の自信の程がうかがえる。ただし中身はただの水道水なので軟水でも硬水でもなく、これといった特徴はない。
 
 
 
名水

背後に写した建物は鍋屋上野浄水場の第一ポンプ所。大正3年3月竣工の重みのある建物だ。
 
 
 
名水

この日、鍋屋上野浄水場では第50回水フェスタが開催されており、浄水場内を自由に見学できた。たまにはこういうイベントも面白い。
 
 
 
関連リンク
  ●愛知県名古屋市
 
大菩薩明水

大菩薩明水
  採水地: 大菩薩嶺(山梨県甲州市)
  製造者: (株)ソーケンビバレッジ
 
山梨県東部に位置する大菩薩嶺を水源とした、自然のミネラルが多量に溶け込んだ一品。pHは7.9と高め。
 
 
 
甘草屋敷

写真は山梨県甲州市(旧塩山市)にある甘草屋敷。中央線塩山駅の正面にある古い建物でころ柿がたくさん干されている。矢印の先あたりが水源である大菩薩嶺だ。
 
 
 
関連リンク
  ●山梨県塩山市
  ●山梨県甲州市
 
伊豆の天然水

伊豆の天然水
  採水地: 静岡県伊豆の国市
  製造者: (株)ミロク
 
火山帯である伊豆の高い山を自然の浄化システムとして、何十年もの時間をかけて湧き出してきた水を詰めた一品。pHは8.4と非常に高い。硬度は29mg/Lと低く、ラベルに「硬度/超軟水」と記されている。
 
 
 
富戸の海

写真は伊豆の東海岸、伊東市富戸の海岸。
 
 
 
富戸の海

この辺りの水はとても綺麗で、水中眼鏡をつけて潜るだけで十分楽しめる。
 
 
 
関連リンク
  ●静岡県伊豆の国市
  ●静岡県韮山町
  ●静岡県大仁町
 
ほんまや

ほんまや
  採水地: 水道水(大阪府大阪市)
  製造者: 大阪市水道局
 
大阪市水道局が自信を持って届ける高度浄水処理のおいしい水。従来の処理方法にオゾンと活性炭をプラスし、一口飲めばそのおいしさを「ほんまや」と実感できるという。こういうネーミングセンス、東京都や政府も見習って欲しいところだ。
 
 
 
道頓堀のグリコ

道頓堀のグリコ。
 
 
 
関連リンク
  ●大阪市水道局
 
利根川の恵みの水

利根川の恵みの水
  採水地: 群馬県みなかみ町布施
  製造者: (株)三京
 
利根川の上流域、みなかみ町の湧水を原料とした一品。
 
 
 
利根川の恵みの水利根川の恵みの水利根川の恵みの水

ボトルのラベルには「秋ヶ瀬取水堰」・「利根大堰と沈砂池」・「武蔵水路」・「見沼代用水」がデザインされているが、どれも埼玉県に位置しており、採水地である群馬県みなかみ町とはあまり関係が無いような気がする。
 
南アルプス水系 龍王源水

南アルプス水系 龍王源水
  採水地: 山梨県甲斐市竜王
  製造者: 甲斐市水道局
 
甲斐市水道局が保存用飲料水として作った一品。地底100mから汲み上げた深井戸の水が原料となっている。背後に写っている河原は、釜無川の左岸に設けられた信玄堤。武田信玄により築かれたとされる堤防だ。
 
 
 
慈照寺

こちらは甲斐市(旧竜王町)に立地する慈照寺。
 
 
 
龍王水

この慈照寺境内に、龍王水の碑と湧水口を保護するお堂がある。慈照寺の開祖が近くに住んでいた悪竜を改心させた翌日に湧き出るようになったという湧水で、地名の由来にもなっており、厳重に保護されている。今回記事にした「龍王源水」は、ここから汲み上げたというわけではないようだ。
 
 
 
関連リンク
  ●山梨県竜王町
 
奥尻の水

奥尻の水
  採水地: 奥尻島神威山(北海道奥尻町)
  製造者: (株)奥尻総業
 
北海道の南西、日本海に浮かぶ奥尻島で採水された一品。神が宿るという神威(カムイ)山山麓の湧水が原材料になっている。軟水。
 
ふくしまの水

ふくしまの水
  採水地: 福島市水道水(福島県福島市)
  製造者: (株)尚仁沢湧水
 
福島市が市制100周年記念につくった一品。福島市の水道水が詰められている。ラベルには水道水の水源である摺上川ダムの写真と水道局のキャラクター「ピッちゃん」が印刷されている。
 
 
 
関連リンク
  ●福島県福島市
 
秩父源流水

秩父源流水
  採水地: 埼玉県秩父市大滝
  製造者: (株)秩父源流水
 
秩父山系の広葉樹林と石灰岩層に浄化された湧水を原料とする一品。pH7.9の軟水。
 
 
 
荒川上流(長瀞渓谷)

秩父を源流とする荒川の上流、長瀞の岩畳から見た風景。荒川は東京湾に注ぐ河口付近では大きな河川だが、このあたりだとまだ渓谷だ。
 
 
 
関連リンク
  ●埼玉県秩父市
  ●埼玉県荒川村
  ●埼玉県長瀞町
 
信州安曇野の天然水

信州安曇野の天然水
  採水地: 長野県安曇野市堀金烏川
  製造者: ゴールドパック(株)
 
北アルプス常念岳のふもとに広がる安曇野の天然水を原料とした一品。硬度は25mg/Lと低く、かなりの軟水。
 
 
 
北アルプス

安曇野市(旧明科町)から眺めた北アルプス。一番目だって見えるのが常念岳。
 
 
 
関連リンク
  ●長野県明科町
 
新座の元気 森透水

新座の元気 森透水
  採水地: 西堀4号井(埼玉県新座市)
  製造者: (株)秩父源流水
 
新座市内にある地下250mという深い井戸から汲み上げたという一品。新座市は、東京都練馬区に隣接し比較的都心に近い街だが、雑木林や清流の流れる用水路が多く残っている。
 
 
 
野火止用水

ボトルのラベルにもデザインされている野火止用水。玉川上水から続いている。
 
 
 
関連リンク
  ●埼玉県新座市
 
From AQUA

From AQUA
  採水地: 群馬県みなかみ町
  製造者: (株)JR東日本ウォータービジネス
 
JR東日本が販売するミネラルウォーター。1979年に貫通した上越新幹線の大清水トンネルの削岩工事は湧水に悩まされる難工事だったそうだが、その湧水を飲んでみたらとても美味しかったことから、JR東日本(ジェイアール高崎商事)は『名水「大清水」』ブランドで清涼飲料水の販売を始めた。2006年10月より、清涼飲料水事業がジェイアール高崎商事からJR東日本ウォータービジネスに引き継がれたのを機に、同じ水源の水を利用した「From AQUA」ブランドのミネラルウォーターの販売を開始している。
 
 
 
関連リンク
  ●新潟県湯沢町
 
1110白谷 水自慢

1110白谷 水自慢
  採水地: 長野県富士見町
  製造者: 富士見町NFNR
 
標高1110mの花場石灰岩層(白谷洞窟)からの湧水を原料とした一品。信州富士見高原限定販売の商品。
 
 
 
入笠湿原

採水地の富士見町にある入笠湿原。標高は約1700m。ここまでゴンドラリフトで登り、さらに標高1955mの入笠山へ登ることができる。
 
 
 
関連リンク
  ●長野県富士見町
 
白神山水

白神山水
  採水地: 秋田県藤里町
  製造者: (株)藤里開発公社
 
白神山地のブナ森が育んだ地下水を外気に触れさせることなくボトリングしたという一品。硬度は14mg/Lと、かなりの軟水。
 
 
 
留山

写真は世界遺産の白神山地が間近に迫る留山の散策路。世界自然遺産の白神山地には通常立ち入ることはできないが、周辺地域であるこの留山にはガイド同伴という条件で散策することができる。
 
 
 
関連リンク
  ●秋田県八森町
 
世界遺産 白神山地の水

世界遺産 白神山地の水
  採水地: 青森県鯵ヶ沢町
  製造者: (有)白神山美水館
 
「ブナ大原生林が育んだ究極の名水」と冠された一品。ブナの腐葉土が蓄えた地下水を原料としている。硬度は0.2mg/Lと、激しく軟水。
 
 
 
関連リンク
  ●秋田県八森町
 
富士山の天然水

富士山の天然水
  採水地: 山梨県富士吉田市新屋
  製造者: (株)中村酒販
 
バナジウムを含むという玄武岩が多い地質の富士山の地中を、何十年もかけて浸透した天然水を原料にした一品。バナジウムが健康によいという科学的検証は未だなされていないようだが、そのバナジウム含有を売りにした商品。
 
 
 
関連リンク
  ●富士吉田市
 
東京水

東京水
  採水地: 朝霞浄水場(埼玉県朝霞市)
  製造者: 東京都水道局
 
東京の水道水をボトルに詰めた一品。「世界に誇る超高度浄水の水道水」と銘打たれている。
 
 
 
東京水

かつて江戸市中へ飲料水を供給していた玉川上水。一部区間は現在でも東京都水道局の現役の水道施設として活用されているのだとか。
 
 
 
関連リンク
  ●東京都小平市
  ●東京都三鷹市
 

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